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落語によるひと笑いと普段感じている笑えないことを発信していきます

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知らなきゃ恥ずかしい落語界の三人の人間国宝

国の重要無形分化財を保持する人、それが『人間国宝』。

 

無形文化財とは芸能、工芸技術等の『わざ』を表します。

 

歌舞伎や芸能、音楽などの伝統芸能で、その芸を認められ、人間国宝になった人は数多くいらっしゃいます。

 

落語界において『人間国宝』に認定された方が三人います。

 

落語界において、人間国宝に選ばれた3人をご紹介します。

 

       

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五代目 柳谷小さん 

 

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『柳谷小』さんではありませんよ?『柳谷小さん』です。

 

落語家として初めて人間国宝に認定されました。

 

1915年1月2日生まれ。

2002年5月16日(87歳没)

出身地 長野県長野市

 

滑稽噺が得意で、巧みな話芸と豊富な表情で、1979年に三遊亭圓生が死去してからは落語界の第一人者でありました。

 

特に蕎麦をすする芸は天下一品であり、日本一であるという声も多いです。

 

蕎麦を食べるシーンのある『時そば』を柳谷小さんが寄席でやると、近所の蕎麦屋さんが満杯になったと言われています。

 

 

落語家と言えば『蕎麦』というイメージがついたのも、柳谷小さんによるところが多いのでは?

 

 時そばのお話はこちらから

www.hanashicoo.com

 

 

たいへんに努力家で、街の中でも電車の中でも一人で落語をぶつぶつ呟いていたと言われています。

 

また真打昇進制度を作ったのも『落語家の生活がよくなるように』という願いから、柳谷小さんの手によるものです。

 

そして実は、大の剣道好き。13歳の頃から剣道を学び、将来は剣道家を目指した。中耳炎でその夢は断念したが、生涯を通じて剣道を続け、範士七段の腕前。

 

本人曰く、『落語と剣道、どっちが好きかって聞かれたら、剣道って言いますよ』と語っていたそうです。

 

 

古典落語 小さん集 (ちくま文庫)

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三代目 桂米朝

 

 

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関西弁で語られる上方落語の名人、『三代目桂 米朝

 

1925年11月6日生まれ。

2015年3月19日(89歳没)

出身地 兵庫県姫路市

 

 

1996年に二人目の人間国宝に認定されました。

容姿端麗、話し方も上品だったことから、多くのファンがいました。

 

現にテレビタレントとしても多くもの番組にも出演しました。

 

第47回NHK紅白歌合戦の審査員やジブリ映画の平成狸合戦ぽんぽこ 6代目金長の声優も務めました。

 

落語研究家としても大きな貢献をしました。

 

古老の落語家たちから聞き取り調査を行って、『算段の平兵衛』や『風の紙送り』などの古典落語を復活させました。

 

弟子の育成にも力を入れており、弟子たちからは「ちゃーちゃん」と呼ばれるほど慕われていました。

 

その成果もあって、現在でも『株式会社米朝事務所』のHPがあります。

 

株式会社米朝事務所

 

 

桂米朝 私の履歴書 (日経ビジネス人文庫)

桂米朝 私の履歴書 (日経ビジネス人文庫)

 

 

 

十代目 小三治

 

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2014年10月に人間国宝に認定。

 

1939年12月17日 生まれ~

出身地 東京都新宿区

 

 

噺の導入部である「マクラ」が抜群に面白いことでも知られ、「マクラの小三治」との異名も持ちます。

 

小三治は17人抜き真打昇進という大記録を作りました。

 

芸風は、面白くもなんともなさそうな顔のまま、面白いことを話す。飄々とした表情のまま、ぶっきら棒に話します。

 

なんと師匠は、五代目柳谷小さんであり、小さんと同じく、「あざとい形では笑わせない芸」を目標とし、「客が思わず笑ってしまうもの」という信念を抱いています。

 

 

http://柳家小三治.com/

 

 

落語家論 (ちくま文庫)

落語家論 (ちくま文庫)

 

 

 

 

 

実は『新しく落語界から人間国宝が生まれるかもしれない!』という噂が流れていました。

 

その噂の人物とは、桂歌丸さんです。

 

三遊亭円楽さんの手によって、インターネット署名サイト「Change.org」で10万人の著名活動が行われていました。

 

しかしながら、桂歌丸さんはいまやもう亡き人に・・・

 

著名活動はいったいどうなるのでしょうか?

 

www.mamekana.co.jp

 

 

 

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