ヨンスのひと笑い

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日本人の7割が誤解している『コミュニケーション』の本当の意味

 

あなたはコミュニケーションと聞いてどんな情景をお思い浮かべますか?

 

・言葉巧みな話術でプレゼンする有望な若手社員?

・独特の間と気の利いた話で場を盛り上げる飲み会の仕切り役?

・初対面の人にでも、緊張せずに自分を出していける憧れの友達?

 

 

実はこれは本当のコミュニケーションではありません。

 

日本には『コミュニケーション障害』、略して『コミュ障』というような言葉がよくありますが、私は自分のことをコミュ障という人は「コミュ障ではありません」と露呈しているのと同じだと思っています。

 

コミュニケーション=話術やしゃべることではないということを意識して欲しいです。

 

 

コミュニケーションとは他人と場を共有すること

 

どういうわけか、『コミュニケーション力が上がる』と聞くと、

 

・会話力が上がる

・話術が身に付く

・人脈が広くなりやすくなる

・誰とでもフランクに接することができる

 

などがイメージされやすくなりました。

 

考えてもらいたいのは、言葉を利用したときだけコミュニケーションが生まれるということではないということです。

 

ここで、国語辞典に出てくるコミュニケーションの意味を調べてみましょう。

 

 社会生活を営む人間が互いに意思や感情、思考を伝達し合うこと。

 

 簡単に言うと、お互いに自分の気持ちや考えが共有できれば、それがコミュニケーションになるということです。

 

 

例えば、

あなたが昨日行ったパーティーで出会った人と、朝仕事に向かう途中の駅で偶然すれ違ったとします。

お互いに気づいてはいるのですが、ゆっくり話す時間もないので、お互いにお辞儀だけしてその日は終わりました。

 

実はこれもコミュニケーションです。

 

この『お辞儀をする』という行為には、『昨日はどうも』というお互いの意思が隠されています。意識していないだけで、とっさに出た行動にも意思が宿っているのです。

 

決して言葉を巧みに利用した話術で・・なんてことではないです。それはコミュニケーション能力が高いのではなくて、話し上手と言った方が正しいでしょう。

 

 

 

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あなたのコミュニケーションの定義は間違っている

 

近頃は、上司が若い社員を見て『最近の若者はコミュニケーション力がなくて困る』というようなことを言っていると聞きます。

 

それは若手社員のどのような部分を見て『コミュニケーションがない』と言っているのでしょうか?

 

・飲みの誘いをいつも断るから?

・冗談が通じないから?

・愛想がないから?

・無口だから?

 

もしこれらのことから、コミュニケーション力がないと言っているなら大間違いです。

 

その若手社員は、

あなたに挨拶をしていますか?

あなたに自分の意思を伝えていますか?

 

もしこれが出来ているならば、立派にコミュニケーションが出来ていると言えるでしょう。

 

しかし、あなたがもし『これすらもできないんだよやつは・・・』というのであれば、これはもしかするとあなたの行動から変えてみる必要があるかもしれません。

 

普通であれば、いくらなんでも自分の上司に『おはようございます』の挨拶もできないというのはちょっとおかしいです。

 

私だって、アルバイト先の店長には『おはようございます』とあいさつしています。

 

おそらくは

・あなたのことが怖くて、あなたの前では声も出せない

・挨拶したけど、返してくれなかったからもうあきらめている

・何を言っても通じないと思ってしまっている

 

 

など簡単な挨拶ができないのにも、原因があります。

 

これを解決する方法は簡単です。

 

その若手社員に意見を言わせてみればいいのです。

 

例えば、

その若手社員が、書類を提出してきたとしましょう。

 

あなたはいつも、彼(彼女)に対して、否定の気持ちから入っていませんか?

 

『ここが間違ってるじゃないか!』『何度ミスをすれば気が済むんだ!』などです。

 

そうではなくて、『なぜここをこうしたのか?』と意見を求めてみましょう。

その若手社員の意思を聞いてみてください。

 

 若手社員の意見を聞き、あなたの意見を伝えて初めて、コミュニケーションになります。

 

一方的にこちらの意思ばかりを主張するのは間違っています。

 

コミュニケーション=話術ではないことが分かる具体例

 

ある会社の営業部では、ベテラン社員と新人社員が今日もノルマを達成するべく、自社の製品を売りに行きます。

 

新人社員は、お客さんに対して、『ここはこうなってて・・・この機能が・・』など一生懸命自社の製品の機能や魅力を、自分の持てる限りの言葉と資料を駆使して説明しました。

 

しかし、ベテラン社員は、製品の説明など一切せず、ひたすらお客さんとお話していたそうです。お客さんが『商品は売らなくてもいいの?』と聞くと、『あぁ、気が向いたらでいいよ』と言ってその日は帰ってしまいました。

 

 

さあ、あなたならどちらがより多く商品を売れたと思いますか?

 

実はベテラン社員の方が、のちにより多くの問い合わせがあり多くの商品を売ったというではありませんか。

 

つまり、商品を売ることより、お客さんとのコミュニケーションを大切にしたということです。

 

お客さんは、商品を買ったのではなく、その人との信頼関係にお金を払ったと言ってもいいですね。

 

商品が良いからとかそういう事ではなく、『せっかくたくさんお話聞いてもらったのに何もしてあげられないのは申し訳ないわ』と思わせたのです。

 

新人社員のように巧みな話術や資料を使うより、ベテラン社員のようにお客さんとの会話を大事にした方が売り上げが伸びると言うことが分かりました。

 

ベテラン社員の方こそ、コミュニケーションと言うべきですね。

 

 

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コミュニケーション障害とはどういうことを言うのか?

 

さて、ここまでコミュニケーション=話術やおしゃべりではないということを証明してきました。

 

では、コミュニケーション障害とはどういうことを言うのでしょうか?

 

コミュニケーション障害は二種類存在します。

 

①ダウナー系コミュ障

基本的な会話がままならない。喋れない、主張できない、いわゆる空気になるタイプ。

一般的にコミュ障と言われるのは、こちらの方が多いのではないだろうか。

 

・人見知りが強い

・どもりがちで何を言っているのかよく分からない

・文章は理解できるが、会話になるとパニックを起こす

・話しかけられても、まともに反応することができない

・必要以上に空気を読み、自分の発言がその場を悪くする、嫌われるのではないかと考え、黙り込んでしまう

 

②アッパー系コミュ障

ダウナー系コミュ障とは真逆。喋りすぎる、主張しすぎる、人の話を聞くより自分の話を優先する。

 

・自分への自信を過剰に持っている

・人の言葉を遮ってでも自分の話をしようとする。

・主張が押し付けがましい

・大声で会話する

・アッパー系コミュ症同士で行動するため、自分がコミュ障である自覚がない。

 

新人社員さんは、お客さんに対して商品を売り込もうとし過ぎるあまり、その時だけアッパー系コミュ障を発症してしまっていたのかもしれません。

 

 

どちらにせよ、自分のことを『俺(私)コミュ障なので・・・』とはっきり相手に伝えられている時点でコミュ障ではないことは確かなので安心してください。

 

 

まとめ

いかがでしょうか?

あなたの中でコミュニケーションの定義は変わりましたか?

 

最近は落語からコミュニケーションを学ぼうというものも増えてきました。

 

そのようなイベントに行くと、落語家さんはまず、コミュニケーションは話術やおしゃべりではないことを説明してくれるでしょう。

 

本当にコミュニケーションに必要なことは、多くを語るよりも普段から挨拶をすることや、『ありがとう』の五文字を伝えられているかどうかなのかもしれません。

 

 

 

    

 

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