知識も才能も金もない2人の大学生が一からブログ始めてみた。

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【小説紹介】こうして出逢ったのも、何かの御縁。「夜は短し歩けよ乙女」

こんにちは。

ヨンス&ぁゃゃのぁゃゃです。

 

今回は僕が夏休み中に読んだ小説の2冊目

夜は短し歩けよ乙女

を紹介します!

 

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①小説情報とあらすじ

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小説情報

夜は短し歩けよ乙女

著者:森見登美彦

初版発行:2006年11月29日

発行所:角川文庫

あらすじ

「黒髪の乙女」にひそかに想いを寄せる「先輩」は、夜の先斗町に、下鴨神社の古本市に、大学の学園祭に、彼女の姿を追い求めた。けれど先輩の想いに気づかない彼女は頻発する“偶然の出逢い”にも「奇遇ですねぇ!」と言うばかり。

そんな2人を待ち受けるのは、個性溢れる曲者たちと珍事件の数々だった。

キュートでポップな恋愛ファンタジーの傑作!

 

②感想(ネタバレなし)

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特な文体が魅力的な森見登美彦による、ぶっとんだ恋愛ファンタジー小説。その独特な文体と、現実を逸脱したファンタジー大学生らしい現実を融合させたような独特の世界観が癖になります!いわゆるこの「森見登美彦ワールド」は、彼の他の作品でも発揮されているみたいで、読者からは賛否両論。僕はこの堅苦しくないポップな感じに見事ハマりましたね。是非一度読んでみてください!

ストーリーとしては、「先輩」が恋する「黒髪の乙女」を追いかける、たったこれだけですが、

黒髪の乙女」のことが好きなのに「なるべく彼女の目にとまる作戦」(通称・ナカメ作戦)で外堀を埋めることしかできない偏屈な「先輩」。

一目ぼれした彼女にもう一度出会うまではパンツを履き替えないことを誓った「パンツ総番長」。

タダ酒大好き(酔うと人の顔を舐めたがる)で、他人の宴会に忍び込む、歯科衛生士の「羽貫さん」。

などなど個性豊かすぎる登場人物が面白い!ここまで個性的な登場人物は初めて見ましたよ!

題名の「夜は短し歩けよ乙女」は、歌謡曲「ゴンドラの唄」の歌詞「いのち短し恋せよ乙女」をもじったものです。大学という短い青春を謳歌すべく奔走する大学生たち。独特の表現によって美しく描かれる四季折々の京都を舞台に、彼らが巻き起こすファンタジーいっぱい、だけどキチンと大学生らしい珍事件の数々。「先輩」と「黒髪の乙女」のの行方はいかに?!

何かを重要なことを学べるような作品ではありませんが、心の底から幸せになれる読んでよかったと思える作品でした!

夜は短し歩けよ乙女 (角川文庫)
 

 

 

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③考察(ネタバレあり)

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 の作品は、大学生の登場人物が多く登場するということもあって、ぜひ大学生に読んでいただきたい作品です。前述のとおり、この作品は現実を逸脱したファンタジー大学生らしい現実とが融合したストーリーになっています。その一部を紹介しましょう。

大学生らしさ)食堂のごはん、温泉卵、ほうれんそうのお浸し、味噌汁

 ファンタジー)それを、天狗と自称し、空を飛ぶ男と一緒に食べる

大学生らしさ)サークルの飲み会

 ファンタジー)高利貸しと幻のカクテルを飲み、どちらが先につぶれるか勝負

大学生らしさ)よくわからない学園祭の出し物と屋台

 ファンタジー)ゲリラ演劇と神出鬼没のコタツ

などなど。未読の方には(ファンタジー)の部分は何を言ってるのかさっぱりかもしれません笑

こんな例を出して何が言いたいかというと、ぶっとんだ恋愛ファンタジー小説であっても、大学生が共感できるようなリアリティを含んでおり、ストーリーを自分の大学生活に重ねることができるということ。そしてそのリアリティは夢とユーモアたっぷりのファンタジーへと変化し、重ねた自分の大学生活が輝きだすということ。つまり、ファンタジーの疑似体験のような感覚に陥るのです。

これが、読了後に心の底から幸せな気分になる要因でしょうか。僕の大学生活はまだ始まったばかりで、この時期にこの作品を読めたのは非常に幸運でしたね。

 

おわりに

ァンタジーと大学生らしい現実が融合したストーリーによって、読者をいとも簡単に世界に引き込むこの作品。今大学生の方はもちろん、かつて大学生だった方、これから大学生になる方も、ぜひ「森見登美彦ワールド」に引き込まれ、「先輩」と「黒髪の乙女」の恋を見届けてください!

なお、「夜は短し歩けよ乙女」は今年4月に劇場アニメ化しました。僕はまだ見ていないので、近いうちに見たい映画の一つですね。

最後に劇場アニメの予告動画と、予告動画の最後で「先輩」が叫ぶ、僕の大好きなセリフを貼っておきます。


『夜は短し歩けよ乙女』 90秒予告

 

「このまま彼女に想いを打ち明けることもなく、ひとりぼっちで明日死んでも悔いはないと言える者がいるか!」

 

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